しゃかいじん3ねんせい

くだまいたりするブログ

キネマ倶楽部のライブ配信をみたんだけど

現場組の私の記憶といったら「すごかった」「ともかくすごかった」「あーりん」ってかんじだった。いやなんか言葉にしたいんだけどその時の熱狂とかでくわしくはわからないみたいな。すごかったけど記憶がないみたいな。黒船を見た人々が、あまりのことに黒船が見えなかったみたいな感じといえばいいんだろうか。とりあえずその空間にいたけれど記憶がない…そんな感じ。(全然だめじゃん)
映像で見てやっばいライブをみていたのだということに今更ながら気が付いた。アドレナリンが出ていて頭がおかしくなっていたのだろう。

私は重力に縛られたオタクなので長文の感想とか考察を読みたいんだけれども、今のオタクはSNSにリプツリーという形で感想を書きオタク内で共有するという時世の流れがある。SNSのいいところはフォロワーや検索した人の目につきやすくてぱっと見れてぱっと忘れられるというのが利点で、だけどすぐにどうでもいいツイートで流されて消えていくというのがクソな点だ。正直検索がめんどっちーし、うっかりミスでせっかくさかのぼった検索をもう一度最初からやり直しとかしょっちゅうなので、できればまとめて記事として読みたい。今もいろんなところで感想を探しているんだけれど、全く見当たらない。もうブログとかHPに長々と感想を書いて解熱する時代じゃないんだなぁ…と思いながらも、他人の熱をよみてーなぁって思う。でもないので、自分で自分を熱さましするしかない。あーよみてーなぁ…。ピクシブとかあさればあるかな。(ないね)前振りがながいけど重力に縛られたオタクっぽく、キネマ倶楽部の感想を書きたい。

何からかこうかなぁ~なんて考えたけど思いつかないので、どうせならそのライブをながして曲の間に感想をかいてみようというこころみ。

我が名はベンジェンス
現場組からすると冒頭のベンジェンス様、あれはいったいなんなんだ!ローランド様っぽく見える!って感じだったけど、配信でみると冒頭にちゃんと自己紹介してくれてた。現場組にはあの「我が名はベンジェンス…云々」のくだりはなしなので、ライブ中に横のステージによくわかんないけどキラキラした敵でてきたー!ってかんじだった。我が名はベンジェンスってかっこいい。私も言いたい。我が名は中性脂肪…。腐った腐敗臭が大好き!!!!頭痛が痛い!

ロードショー
一発目からポー!を入れたくなってしまうのはもはや染みついた条件反射なの。ドラァッグクイーンたちが登場。鶯谷ももクロ的存在…なのかな。MDQという存在らしい。たぶん鶯谷ディヴィジョンのチームじゃん?知らんけど。そのスカートの中からこんにちはー!するももクロちゃんたちがかわいい。ヴェンジェンス様も出てくる。MCZとMDQが上手下手でそれぞれ同じフォーメーションで回るとこ好き。間奏めっちゃかっこいい好き。主要人物の紹介パートってことかな。

TDF
かなちゃんの「マイヨジョーヌ」とれにちゃんの「カーナビたよりに全国をまわりぃ~⤴」の言い方が好きすぎて無理。あとあーちゃんの「練度ぉ!」としおちゃん「ちょーおーぞーん」。それにしてもしおりちゃんはなんであんなにイケメンなんですかね。宝塚ジェンヌみたい。かっこいい抱いてほしい。彼女はしおりんじゃないわ、あれは玉井様よ!ここはどこのベルサイユ。
小さな踊り子さんがでてくる。踊り子さんが持ってるカメラの映像が新鮮!!ステージの上から、演者がとったももクロちゃんっていうハッピーさ。

GOD SPEED
相変わらず振りがかわいい。このアルバムの清涼剤。夏に飲むカルピスとかポカリスエットとかそんなかんじ。そして相変わらず振りが可愛い。振りが可愛いし曲がめちゃくちゃいい。そして振りがかわいい。苦しいね、くるしいよでもまだだよ。振りといえばこのライブの見どころはカメラが割と上、もしくはステージの床側に上向いて固定されるところ。スイッチングも激しいけどね…。けれども見るべきところは振りの中でもフォーメーション移動…。素晴らしい。素晴らしい。モーレツの振りを連想させるフォーメーション。アレ好き。そして出てくるダンサーとなぞの獅子舞。獅子舞…?獅子舞なのかあれは。あれはいったいなんなんだ。そればっかり気になってしまう。ほんとまじあの獅子舞なんなの!?そもそもあれはなに!現場にいたときまったく気づかなかったわよ!

あんた飛ばしすぎ
見どころ、(エマニエル夫人の座ってる椅子みたいな椅子に座ってる)あーりん。以上!
あと言えてなさそうでぎりぎり言えてるれにちゃんの早口。
調子のってライブしてたらベンジェンス様にバババババされちゃうももクロ

魂のたべもの
えっ……いきなりPVはじまった…!?と思った。(違った)現場では…えっ!?あの十字架意味あったのか!と思った。え!なんか中二病的なかんじ…?いや中二病的なのはもっとあとのあの華麗さん担当なのでは…。と思った。が、配信で見るとそれがめちゃくちゃかっこいい。モノクロ加工されたイントロ、すばらしい。静止したままメンバーが歌うので、みんな瞼がきらきらしている。MACかしら。れにちゃんのアイシャドウをよこにすっと広げたメイクすごく似合ってるわ…素敵。しかしこの歌、生できいてもすごく完成度が高かった。いやこれ歌えちゃうんだ…って思った。れにちゃん推しとしては大サビのれにちゃんも素晴らしいけど、2番冒頭のれにちゃんが素晴らしい。現場できいてめちゃくちゃに痺れた。びりびり感電。気持ちを乗せられるようになった感じがすごくした。1番冒頭の玉井様もすごく好きだわ。このアルバムの新曲って玉井様の声が素敵に聞こえる曲多い気がする。玉井様の平行眉ほんと素敵…。
この曲の北欧感やばいんだよね…。バンドで見るのが楽しみな曲でもある。MVも楽しみなんだなぁ。
歌い終わったあとはお疲れー!!!みたいな。あっ…そういう…って察するみんな。

Re:story
舞台も終わったので、みんなでまったりみたいな感じ。
これ歌うたびに表現力高まって行ってる気がする。
私ラスト1音の「てぃんっ!」ってとこの振りめちゃくちゃ好き。あのてぃんっ!の振り付けまねしちゃう。ラップはあーりんと玉井様がめちゃくちゃうまくなってるなという感じがする。

リバイバル
この曲、現場だとぜんっぜん見えなかったんだよね!!!!!!!!
配信で見て、え!!!!!!ももクロchan年始のカルタ!?!?!?!?!?って思った。踊ってるうちに飯塚さんでてきたりしたらどうしようとか思った。(出てこなかった)
このLDHぽい曲、最初んー??って思ってたんだけど聞けば聞くほど出汁がでる。この曲の見どころは終盤にかけてのラップパート(それぞれの歩幅で~)なんだけど、そこの玉井様がやヴぁい。CDよりもかっこいい!やだ…抱いて…!ってなる。
舞台も終わってカルタしたり遊んでるももクロちゃんのすぐ横で虐められてるMDQの赤(徐倫みたいな髪型をしている…)。それに気が付いてどうしよう、どうする!?たすけよう!!!ってなってなんかパズル探して♡にしてなんだろう幻の銀水晶的ななんかなんでしょうか。(ダイヤモンドだよ…)

華麗なる復讐
この曲ファッキンだいすきーーーーーーーーーーー展開神!!!!!!いやーーもうねーーたまんねーーー!!!プログレ
配信を見てから、袖から歩きながら出てくるももクロの真似をしょっちゅうするし、サビの振りの足さばきね、これも真似してしまう!そしてバタバタしてるだけの肉の塊になってしまう!
激中ではベンジェンス様を浄化しにいくももクロちゃん(やっぱりあれは幻の銀水…幻のももいろダイヤモンド……!)曲の展開にめちゃくちゃ会ってる。
どうでもいいけれど、私は鐘が鳴るシーンから鶏の声がするシーンでなぜかいつも遠藤周作の「沈黙」を思い出してしまう。いや、元ネタの「お前は夜が明ける前に私を裏切るであろう」みたいなやつ。劇中的にいうと、あの鶏の声によってヴェンジェンス様は許しを得たのだなと思った。
階段をおりる夏菜子ちゃんが、目線がずっとまっすぐで宝塚ジェンヌみたいでした。階段で足元をみない。すごい。私を越えていけのかなこちゃんは本気すぎてたまに見ていてなんかおかしくて笑ってしまうことがあるんだけど(世界にはいりこんでいないときとかにわらっちゃう)、そうさせてしまうくらいの本気度を夏菜子ちゃんはみせてしまう。
そのあとはインド映画タイムです。皆さん踊りましょう。私も踊ります。ソレジャアマタネじゃ!

MORE WE DO
ドンワナセイれにちゃんすごいよ~~!!!!!!!!!!!!!!!!!!大さびのれにちゃん…サイコウ…。ありがとうCHAI…ありがとう…。
私も綿あめ食べたい!!!!と現場で思った!綿あめしかみえなかったけど!(うしろのほうだったので、座られてしまうと見えない。)
綺麗になったヴェンジェンス様も入れてみんなで綿あめ…今なんていうんだっけ…コットンキャンディだ!コットンキャンディパーティみたいな。それにしてもヴェンジェンス様、まるくなっちゃって…。頭も、こころも。

レディ・メイ
ヴェンジェンス様もいい子になったことだし、ここでいっぱつセクシーに決めましょう。ということなのか(どういうことなのか)突然はじまるキャバレーMCZ。
玉井様とあーりん無双。ダンスがエロい&かっこいい。というかこのライブあーりんの衣装の特徴のせいかお尻がぷっりっぷりで、始終色気がすごい。あーりんみたいな体系になりたい…って本気で思った。髪の毛とかを書き上げるあーりん。あーりんみたいな髪型にしたいと思った。玉井さまのハスキーな歌とダンス、隣のあーりんのダンスを感じてヒューっとなる。特に間奏のりんりんコンビやばくない!?!?!?!?やばいよ!かっこいい。

Sweet Wanderer
この曲配信されたばかりのとき、雰囲気がRe:storyとかぶってんなーっておもってたんだけどアルバムで通してきくとこの緩さがめちゃくちゃいい。
大さび前のラップ最高。あーりんのラップがまた最高。ともかく気持ちがいい。なんでこの良さに気づかなかったんだろう。配信曲がそれぞれ良すぎてこの緩さに気づかなかったのか!?アウトロとかめちゃくちゃ気持ちよすぎて頭がとろけてくんだけど。真夜中のラジオでこれが流れていたらめちゃくちゃとろとろとろ~ってなっていきそう。
しかしこの曲までほぼノンストップで歌って踊ってるのにまったく息みだれることなくて(多少の修正はあるかもだけど現場でもゼェハアしてる感じはなかった)いったいどうなってんの!?ってなる。この曲の振りどたばたしてなくていい。新しい振りは割と足上げとかそういうのが無くて、大人っぽい。全体的に。

天国のでたらめ
ミュージカルできいたときより、成長している感じがする。さっきも似たようなこと書いた気がする。ももクロっぽくなったというか。不思議だ。あと華麗なる復讐で演技しながら歌うというか劇中劇に入り込みながら歌うみたいな感じがあったんだけどそれもミュージカルがあったからこそなのかなぁと思った。
この曲で顕著に思ったのが、夏菜子ありきのグループから抜けつつあるなってこと。夏菜子ちゃんってももクロの中でちょっと異様だったじゃん。それがさマイルドになったよね。みんなにも異様さが出てきたってことなんだろうけど。5人のときとかって夏菜子あってのみたいなところあったじゃん。4人になってもしばらくは夏菜子にひっぱられていてみたいなところがあった気がする。でも最近は誰がセンターとかがなくなりつつあって、それと同時にほかの3人もそれぞれの異様さがパフォーマンスに出てきた気がする。歌唱を担っていたメンバーが居なくなってそれぞれがみんなを支えようともがいた結果かな。ともかく、誰かの異様さが目立たなくなった分マイルドにやばいグループになった感じある。そこがまたいいんだけども。

The Show
いやかなこちゃんの可愛い声たまんないな。振り付けもかわいいな。最高だな。この曲最高だな。(最後の金返せのところでどうしてもBen Forldsの金を返せが浮かんできてしまうのは持病の癪みたいなもの。)まああのお金をかえしてほしい…は人生(ショウ)のなかでは、支払ったお金(努力だとか時間)をかえしてほしいって思うこともあるかもしれないけどそれこみで楽しもうよみたいな。楽しめないかもしれないけど人勧万事塞翁が馬だよみたいな。ももクロちゃんが人生について歌う歌は、青春賦とかもそうなんだけど…ほんとなんだろうな…くるよね。
死ぬまでのY字路を選択して近道しようとしてとおまわりしたり泥まみれになって生きてくんだよなぁっていうと…ももクロは…人生?(クラナドみたいだな)

令和ニッポン万歳
「いけねーーーーっ!!!!」 以上!

 

 

ともかく素晴らしかった!!!!!!!!!!!!!
いやなんていうか、これ12日までしか見られないの辛くない?これが見られなくなった世界とか結構辛いんだけど。金なら払うから円盤化してほしい。買い取らせてほしい。私が石油王とかユダヤ系財閥の重鎮であったなら…力がほしい…!みたいになってる。ももクロはアルバムが出るたびに音楽的にアップデートしていってすごいと思う。パフォーマーとしてもアップデートしていってる。いつかそのアップデートに追い付かなくなるときがあるのかもしれないけど、そのときはその時に考えればいいしきいてくうちに勝手にアップデートされてくかもしれない。
私は現場でこのライブを見れてとても良かったし、配信でおさらいもできてよかった。そして私はベンジェンス様が割と好きなので、いつかまたベンジェンス様にあえたらいいなって思う。いやベンジェンス様の空気やばくない!?私好きだわ。 

 

あとアルバムなんだけど、社会を身近に感じるような気がする。彼女たちが20こえて社会人になったっていうのもあるのかもしれない。(アマランサスの白金のときは学生もいたしその他メンバーも社会人ではあるけど、フレッシュマンなかんじだったかなぁどちらかといえばまだ子供よりな感じがあった。ファンタージェンとかにいけそうな。)
このアルバムをきいてももクロの思春期は終わったんだなって思った。5月の祝日を長すぎるではなくて、5月の祝日を仕事をわすれてゆっくりしようと提案するももクロになったというのかなぁ。働く女性をかんじさせるというか。
もしかしたら恋人ができたり、結婚したり、子供ができたらまたそういうかんじの歌を歌っていくのかもしれないなぁと思った。その時もももクロやっていてほしいな。